2010年05月23日

バルテュス絵画の考察II

bauhaus.jpg


先週の話になってしまうが、表記、論文のタイトルのような写真展を見てきた。
本日23日までの写真展なので、ごらんの皆様に見ることをお勧めすることはできないが、
作家曰く、このシリーズは続けていくとの事なので、別の機会に是非見て頂きたい。

原久路氏の今回のシリーズは、正当派の写真好きの方には些か抵抗のある作品内容かも知れない。
しかし、完璧に作り込まれたこの独特な世界に、問答無用に引き込まれた。
20世紀に活躍した画家、バルテュスが描いた絵画をモチーフにした作品であり、展示会場には
その絵画本も置かれ、作品を比較しながら楽しむことができた。
しかし、個人的にはバルテュスの作品云々とは関係なく、ロケーション、モデル、衣装、
演出、そしてプリントの仕上げ、写真作品として完璧なプロデュースに強い感銘を受けた。

演出された写真といっても、コマーシャルフォトの様に、演出されたものを正確に伝える
ためだけであれば、高精細なデジタルカメラで撮影すればそれで済んでしまうが、
それだけでは、なかなか写真作品にはなりえない。
写真作品にするにはどうすればよいのか。
原久路氏の今回の作品には、その答えが多く含んでいるように思える。
また新しい写真表現に出会えた感じである。

作品のコンセプトについてはこちらに詳しく書かれているので参考にしてほしい。
posted by omiya at 17:23| Comment(0) | 日記
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