2010年08月01日

EOS 7Dインプレ

eos7d.jpg

手持ちのDSLRをOLYMPUS EシステムからCanon EOSシステムに変えた。
秋に披露宴に招待され、ブライダルフォトを依頼されたのがきっかけだ。

OLYMPUS Eシステムはもちろん良いシステムであったが、それ以上に
マイクロフォーサーズシステムのできが良く、フォーサーズの出番が無くなってしまったのだ。
またDSLRそのものが、普段の撮影シーンではその必要性が無いのも事実。
ただ、たまに「撮ってほしい」という依頼もあるので、保険としてDSLRは持ってはいたい。
そんな折り、某shopでEシステムを結構良い値段で買い取ってくっる期間限定のサービスを
見つけ、思い切って売りに出した。
ボディー2台とレンズ2本で、7DとEF35mmF2を入手し、お釣りもきた。
ラッキーだったかもしれない。

EOSのボディーも5D-M2と7Dとで迷ったが、ほとんど使用しないであろうカメラに20万は払えない。
また、フルサイズのボケを我慢すれば、7Dのコストパフォーマンスはすばらしいものである。
そこで悩んだのがレンズ。
ボケの量はフルサイズに及ばなくとも、優しいボケの表現できるレンズは無いものかと。。。
調べてみると、これがホントに無い。
むろん高額&重量級のLレンズであれば、望みは叶う部分もあるだろうが、そんなレンズじゃ、
ますます持ち出さなくなる。
そうはいっても純正レンズ一本はほしかったので、ネット上のサンプルを写真を探しまくり、
大きさ、コスト、描画、のバランスの取れたEF35mm F2を購入することとした。
また、以前から試してみたかった、Y/Cレンズを装着するためのアダプターも入手してみた。

そこで、EF35mmF2とY/C Distagon T*35mmF1.4を比べてみた。
かたや4万円強のレンズと、17万円弱のレンズでは酷な比較であるが、
両者ともフィルム時代のレンズ。デジタルではどんな違いがあるだろうか。

EF35mm.jpg
EF35mm F2.0

D35mm.jpg
DistagonT*35 F1.4 (f2.0で撮影)

EF35mm100%.jpg
EF35mm F2.0(等倍)

D35mm100%.jpg
DistagonT*35 F1.4(等倍)(f2.0で撮影)

EF35mm_02.jpg
EF35mm F2.0

DistagonT*35 F1.4
DistagonT*35 F1.4(f2.0で撮影)

EF35mmによるものだけ見ていれば、十分良く写るレンズだとは思うが、比べてしまうと
その差は結構気になる。
Distagonはツアイスらしさが良く出ている。「デジタルでもツアイスの個性は出る」
とは聞いていたが、なるほど、色乗り、重厚感、フィルム時代と変わらぬ個性である。
解像感、コントラストの面でも結構違いがある。
等倍比較をすると、その差は顕著である。
「等倍比較なんてナンセンス」という人も多いし、全体としての仕上がりが
重要であるが、全体像に悪影響を与える細部の悪さはよろしくない。
話はそれるが、リコーGRシリーズはその辺の仕上げが絶妙に上手い。

さて、こんな結果を知ってしまうと次のレンズを考えてしまう。
APS-Cで35mmはフルサイズ換算56mm。
ポートレイトに最適な50mm(フィルム換算80mm)も準備したい。
そうなるともうこれしかない。
懐は少し痛いが、写りは。。。入手でき次第報告したい。

しかし、今回のAPS機の購入で、改めてマイクロフォーサーズ規格のすばらしさを実感した。
やはり撮像素子とレンズのバランスがとれて、初めてすばらしいアウトプットが生まれる。
無論、巨大なポスターに仕上げたいとか、ISO6400を使いたいとか、そういった向きには
APSやフルサイズは必要であろう。
しかし、その撮像素子を生かすには、レンズを相当シビアに作り込まなければならない。
35mmフィルムカメラの代わりと言うことだけを考えれば、機動性、コスト、仕上がり
の面で最適なのは、マイクロフォーサーズ規格と考える。ただし、開放絞りのボケだけは、
如何ともしがたい。

ソニーがフルサイズから撤退とか、OLYMPUSがマイクロフォーサーズのみに絞るとか、
デジタルカメラの世界も、いよいよ35mmフィルム時代の呪縛から解き放たれ、
新たな規格として生まれ変わろうとしている。
今後が楽しみである。
posted by omiya at 17:06| Comment(0) | 日記
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