2011年04月10日

Y/C lens mount a 5D

5D_D35f2.8.jpg


さて、相も変わらず久しぶりのblog更新。
案外評判が良いので、今再びマウントアダプター使用によるY/Cレンズのインプレッション。

先日コシナツアイス、ZEマウントの新レンズを入手した。
5月の連休に知り合いの結婚式があり、これは是非Planner85mmで撮りたい。
とのことで手に入れたレンズ、微妙なニュアンスだが、購入したのではなく手に入れた。
というのは、Y/Cレンズの古い資産を処分しそれを下取りに入手したというわけだ。

今更ながら、良いレンズは財産になる。
初期投資は大きくなるが、良いレンズを入手しておけばリセールバリューが高く、
今回のように、それを元にまた良いレンズを入手するのに、出費が少なくて済む。

実は今回、全てのY/Cレンズを下取りに出す予定で持ち込んだのだが、
店員の「ほんとに良いんですか〜」的な語り口調と視線に負けて、
最終的には以下の3点を下取りに出し、しめて12万。
Planar T*85/1.4
Distagon T*35/1.4
Makro Planar T*60/2.8c
これを軍資金に新しいPlanar T*85/1.4 ZEを手にれたというわけである。

しかし実は、下取りをためらったのは、店員の口調と視線だけではなく、
「マウントアダプター使えば95%の確率で問題なく使える」との言葉だった。
むろん、Canonの一眼レフを導入した理由が、このマウントアダプターを
利用したY/Cレンズの活用だったのだが、7D使用時に体験した、
AEの乱れとパープルフリンジがひどさ、またフルサイズのカメラで懸念される、
ミラーとの干渉があるとの情報にためらいで、使用しないでいた。
しかし、このたびのコンタックス専門店店員の言葉で、レンズによっては
何も問題ないことがわかり、晴れて手持ちのY/Cレンズ資産の再活用に
至ったというわけである。

今回処分したDistagonとM-Planarはマウントアダプター使用時に
障害が出る可能性が高いと言うことで、処分することに決めた。
非常に魅力的な描写をする名レンズであったが、諦めることにした。

現在手元に残るY/Cレンズは以下のものとなっている。
Distagon 28/2.8
Distagon 35/2.8
Tesser 45/2.8
Planar 50/1.4
Planar 50/1.7
Vario-Sonnar 80-200/4

所謂名レンズはほとんど手放してしまったが、いずれも重く大きなレンズで
普段使いには難がある。
一方手元に残った単焦点レンズは、どれもコンパクトな上名レンズに
負けず劣らず、個性的な描写をしてくれるので個人的には
お気に入りのものばかりである。
なによりうれしかったのは、デジ一用の軽量、高性能な広角系単焦点が
皆無である現状にて、D28とD35が使えるということ。
5Dはポートレイト撮影用に使用することを想定して、ZEレンズも
M-Planar 50/2.0
Planar 85/1.4
を揃えたが、D28,D35と共にお散歩写真で活用できそうである。

さて、前置きが長くなって申し訳ないが、今回レビューの対象となる
レンズはDistagon 35/2.8である。
もしかしたらY/Cツアイスレンズの中では、もっとも売れていないレンズかもしれない。
そもそもY/Cコンタックスを好んで使用するユーザーは、ボケボケふあふあ
そして濃厚なコントラストのPlanar愛好家が多いとあって、一般的に好まれない
35mm画角でf2.8と言う明るさのレンズに人気がないのは良く分かる。

しかし35mm好きな小生にとって、このレンズは携帯性と特にモノクロ時での
かっちり感は、とても魅力のある一本である。
値段も発売当時\46,000というお手頃価格。
手放してしまったD35/1.4が\168,000だからその価格差約3.5倍。
個性という観点では、3.5倍の差はありそうだが、性能的にはさほどの差は感じていない。
適材適所で使用すれば、実にコストパフォーマンスの優れたレンズである。

比較対象は相変わらずのEF35mm/2.0。
キャノンのレンズはこれしかないので、こればっかりになってしまうんだが、
値段的にも設計された時期も同じ頃のレンズなので、比較対象としては興味深い。

EF35f2.8.jpg
5D+EF35mm/2.0 f2.8 1/3200


D35f2.8.jpg
5D+Distagon35mm/2.8 f2.8 1/3200


EF35f2.8_c.jpg
5D+EF35mm/2.0 f2.8 1/3200 (レンズ中心部 等倍)


D35f2.8_c.jpg
5D+Distagon35mm/2.8 f2.8 1/3200(レンズ中心部 等倍)


EF35f2.8_o.jpg
5D+EF35mm/2.0 f2.8 1/3200 (レンズ端部 等倍)


D35f2.8_o.jpg
5D+Distagon35mm/2.8 f2.8 1/3200(レンズ端部 等倍)


性能的な結果は歴然。
お手頃価格レンズであっても、決して手を抜かないツアイスの意気込みが
良く分かる結果となった。
Distagonは開放f値、EFは一段絞っているにもかかわらずこの結果である。
中心部はEFレンズも頑張っているが、周辺部の描画性能はちょっとひどい。
ただ、全体をぱっと見渡した感じでは、悪い仕上がりではないし、
周辺部の光量落ちはDistagonの方が激しい。
ポートレイトで周辺をぼかして使用する分には個性の一つとして使えそうだ。
一番良いのは、APS-Cサイズのデジ一で56mmレンズとして使用するのが
一番良い結果をもたらすかもしれない。
posted by omiya at 16:47| Comment(0) | 日記
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