2011年04月16日

写真表現

cup.jpg


千葉県に興味深い美術館ができた。
日本で最初の写実絵画専門美術館であるホキ美術館
現在開館記念特別展を開催しており、今度の連休に訪れてみようと思っている。
日建設計のDesignである建物も、併設されるレストラン「はなう」も興味深い。

さて、写実絵画とは読んで字の如く、写真のように表現された絵画。
ホキ美術館のWebサイトでは以下のようなくだりがある。

写実絵画界のリーダーである野田弘志氏は著書「リアリズム絵画入門」のなかで、
「写実絵画とは物がそこに在る(存在する)ということを描くことを通して
しっかり確かめようとすること。物が存在するということのすべてを二次元の
世界に描き切ろうという、一種無謀ともみえる絵画創造のあり方。
物がそこに在るということを見える通りに、触れる通りに、聞こえる通りに、
匂う通りに、味のする通りに描ききろうとする試み」と述べています。
写実絵画は写真のようだとよくいわれます。しかし、写真は一点から見た画面、
いわゆる単眼ですが、人間の眼は両眼なので、視差によって遠近を知覚します。
人間が見ている空間と写真が表現する空間とはおのずと違ってきます。
人間の目で見たままを描いているのが写実絵画といえます。

ここに収蔵されている作品は多くが日本人作家のものであるが、
どれも非常にレベルが高く、PCモニターで見るだけでは、
写真と見分けが付かない。

さて、次に示した作品は、どちらが写真で、どちらが絵画が
みなさんは区別が付くであろうか。
※各々のサイトから借用させて頂きました。

5_55.jpg


bajra.jpg


一つは生島浩さんの作品「5:55」、もう一つが渡辺伸次さんの作品
「bajra : Autumn and Winter 2008」の中からの一作品。
リンク先ををたどって頂ければ分かると思うが、生島さんが絵画作家、
渡部さんが写真作家である。

一般的に、絵画の世界では写実絵画は嫌われ、写真界では絵のようにレタッチされた
写真は嫌われる傾向にある。
個人的には、作家の網膜に映し出された世界に自分の感性を付加し、作品とする
手法としては、カメラであっても、絵筆であっても面白く、感銘の受け方に違いはない。
作家の気持ちが織り込まれ、時に他の絵画や一般写真より強く引き込まれることさえある。

さて、次の写真。過去に一度アップしたものであるが、自分の感性として、
他に二つの表現を思いついた。
これが良いのか、悪いのか。
小生にとっては、様々なイマジネーションを受けたワンシーンであったことは確かである。

lion_room01.jpg


lion_room02.jpg


lion_room03.jpg

posted by omiya at 14:17| Comment(0) | 日記
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