2009年11月23日

Sebastião SALGADO

kourakuen.jpg


ようやく“Sebastião SALGADO Africa”を見に行くことができた。
小生はドキュメンタリー写真はあまり興味を持って見ない。
また最近は特にそうだ。写真が写真でなくなってきてしまっているからである。
「べつに騙されてもいいんだ」という観点で素直に見ることができない。
写真でも映像でも、Digital cameraが主流になっている昨今では、
多かれ少なかれ作られた写真、映像が非常に多い。

話は脱線するが、雑誌の表紙を飾るモデルの写真は、ほぼ100%手を加えられている。
あまりにもきれいに加工されているので、ある意味気の毒にさえも感じる。
イメージキャラクターとして作り上げられた彼らは、もはや本当の自分を
さらけ出す場を失っているのではないだろうか。

話を本題に戻すが、サルガドの写真はドキュメンタリーでありながら、
作品として成り立つ、美しい写真が多い。
今回はそちらに惹かれて見に行ったのだが、いつしか写真の訴える
奥深いメッセージの中に引き込まれてしまった。
自分の知らない地で行われている、想像もつかない不合理と不秩序な世界を
いやと言うほど叩き突きつけられる。
Africaの現状を的確に伝えている数々の写真たちである。
しかし、このような重いテーマの写真であっても、息をのむ美しい写真が
ぽつりぽつりと存在する。
ほっとできて良いのだが、そのギャップにいささか疲れた。
彼は悲惨な現状を伝えようとしながらも、なぜ美しい写真を撮ろうと思ったのか。
彼自身がその行為によって心のよりどころとしていたのか。

この展示会は、万人が見て、得るもののある写真展だと思います。
12月13日(日)まで、東京都写真美術館にて。
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2009年11月16日

寂びる

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先に、”自分にとって創造的生産性のあるものにはお金を惜しまない”などと、
格好良く書いてはみたが、この不景気にそうそう投資もできない。

実は手持ちのフィルムカメラ、レンズを売りに出した。
ボディーはともかく、レンズを結構な高値で売ることができた。
良いアナログ機器は、大切使えばその価値は落ちないものである。
手放すことに躊躇はあったが、使わずにグリスを堅くしてしまうのは、
愚の骨頂。カメラやレンズに申し訳ない。
良い人の手元にゆき、第二の人生を歩んでほしい。

また、先代のiMacも下取りが可能だ。
3年弱の使用。デジタル機器は手放し時が大切である。
大事に使っても、時がたてば著しく値が下がってしまうのが世の常。
そこそこ使って、元値がつくうちに新しい”技術”を買った方が
相対的には効率がよい。
デジカメも一緒か。


寂びの心。
日本人の心。
大切にしたい。
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2009年11月15日

My Favorite Things

iMac2009

iMac(Late 2006)からiMac(Late2009)へ。
美しい。ただただそれだけである。
それに安い。きっと円高のせいもあるが、このスペックで
このデザインで、この静けさで、こんなに安くて本当にいいのか?

小生は、自分にとって創造的生産性のあるものにはお金を惜しまない。
Macのスタンスは、職人にとっての大切な、大切な道具と一緒だと考える。
ピアニストにとってのSteinwayだったり、バイオリニストとっての
Stradivariusだったり、大工にとっての光明作の”かんな”だったり。

iMac2009_2

デザイン良く、そしてまた使うことで創造性が沸き立てられるデジタル機器を
作らせたら、Appleは本当にうまい。


そして、iPod Touch。
使ってみて、噂以上にすばらしい情報端末である。
情報収集、発信だけが目的なら、もうパソコンはいらないかもしれない。
そのくらいに、とてもよくできている。
指先を使った、完全な制御。

Touch.jpg

本命のiPoneは見送った。
おそらく来年に、ドコモやauから発売されるであろうことを期待して。。。
しかし、小生の生活パターンからはTouchでも十分にも感じている。
音楽が聴けて、ビデオが見れて、産経新聞がオフラインで読めて。
またスキルアップの為の様々なアプリも使える。
通勤時のお供としては、これ以上は望むものはない。


そして最後に。
新しいMacのマウス、Magic Mouse。
今までのMouseが何だったのか。
これが”本来”であるべき、デジタルequipmentではないか。

mouse.jpg

iPhone、そしてiPodでのタッチ操作が、Mouseでできる。もう絶賛もの。
これを使うと、スクロールホイールがなんともとてもアナログに感じてしまう。
実はこれが使いたくて、一気に本体まで買い換えたと言ってよい。
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2009年11月01日

Inkjet Print Paper

photo_rag_pearl.jpg

ようやく見つけました。
愛用していた、ピクトリコの“Velvetyペーパー”が生産終了してから
それに匹敵するペーパーを見つけられないでいたが、やっと見つけた。
独ハーネミューレ社の“Photo Rag Pearl”
以前から存在は知っていたが、如何せん高額で簡単に手が出せるペーパーではなかった。

ペーパーを探し、Webを探し周り、ふと銀一のオンラインshopを覗くと、
「あれ、安くない?」
どうやら、価格改定があったらしい。
それでも、まだ¥263/A4枚。
エプソン純正写真用紙が¥80/A4枚なので高いと言えば高いが、
以前¥400/A4枚だった事を考えると、買ってみようかという気にはなれる。

しかしそう考えると、Velvetyペーパーは、あの仕上がりで¥60/A4枚。
ホントにコストパフォーマンスの優れた、良い”紙”でした。
velvety.jpg
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2009年10月24日

様々な写真

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先日久しぶりに、東京都写真美術館を訪ねた。
目的は、”コレクション展「旅」第3部「異邦へ 日本の写真家たちが見つめた異国世界」”
を見るためであったが、同時に”北島 敬三 1975-1991 コザ/東京/ニューヨーク/東欧/ソ連”、
”第20回日本写真作家協会展 第7回JPA公募展”を見てきた。

「旅」では、日本の写真家達の視点による、異国での光景を写し取った写真の数々が
展示され、著名作家の代表作も多く見る事ができた。
しかし不思議と感銘を覚えた作品がなかったのは、何故であろう。

小生の好きな木村伊兵衞氏の作品。
確かにプリントはとてもきれいであったが、作品として見た場合どうか。
最近、また作家写真の価値基準が分からなくなってきている。

北島敬三となると、ますます難解になる。
小生も森山大道は好きな作家であるが、森山大道を師とした彼の作品、
特に今回のコレクションにはやや抵抗があった。長く見ていたいとは思えなかった。
人物のアングラな写真は、攻撃的ではなく、控えめにセンス良く仕上げないと
単に威圧感を与えるだけのものになると、小生は思っている。

そして”第20回日本写真作家協会展 第7回JPA公募展”。
アマチュア写真家による公募展。ここには様々な写真が存在した。
多くは一般の方にもなじみの深い、大自然や動物を相手にした作品。
カレンダー写真と言えばよいのだろうか。
作家写真とは対局の写真である。
そして、ここで写真を見ながら気がついた。
訪れている人々を見ると、皆楽しそうに写真を見ているのである。
幸せそうな笑顔で。

先に書いた、コレクション展や北島敬三展に訪れている人たちには
決して見る事のできなかった光景である。

人を幸せにする写真。
やはりこれが”良い写真”なのであろうか。

先日、写真家杉本博司氏が世界文化賞を受賞した。
同じ写真をやっている人間として、とてもうれしい話である。
このような写真が、絵画として高く評価され、権威ある賞を受賞できるのだと。
写真家の中には、”絵画部門”と言う事に抵抗を感じている人も多いようだが、
絵画とは、「線や色彩で、物の形•姿を平面上に描き出したもの」。
写真だってそうでしょ。

彼のシアターの写真は小生も大好きである。
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2009年10月17日

noon Live @ teishaba

teisyaba01.jpg

先々週の話になるが、約1年ぶりに停車場に顔を出した。
昨年と同じくJazz Vocalist、noonさんのLiveである。
彼女もビックになり、最近は大きな会場でしか演奏しないので、
まさか停車場のようなローカルな場所で、また聞けるとは思ってもいなかった。
なにやら、チケットの売れ行きが思わしくなく、
あわてて会員向けにメールマガジンを発行したらしい。
小生がLiveを知ったのもそのメールで、演奏日の1週間前であった。
場所が場所だけに無理もないと思うが、それでもわざわざ
名古屋から聞きにきたファンがいたようであった。

会場の雰囲気は相変わらず良く、noonさんも、
純粋にLiveを楽しむと言う観点では、とても気に入っているようであった。
バックミュージシャン(今回はBAN BAN BAZAR)も、キャラ良し、
腕良しで申し分ない。

印象的だったのが、Michael Jackson のカバーで“Rock With You”。
彼女の声で聞くこの歌は、なんとも不思議な感覚を覚えた。
ぜひAlbumにおさめてほしいナンバーである。

また、一番のサプライズは、PAを通さない生歌を披露してくれた事。
大きな会場ではあり得ない話である。
小さな会場であっても、彼女程度のミュージシャンであれば、
まず、披露してくれないであろう。
彼女自身が雰囲気を楽しんでいてくれた、表れかもしれない。
一生に一度聞けるか否か。とてもラッキーであった。
歌ってくれた曲は、スタンダートナンバーで、
バート・バカラックの”雨に濡れても”。
noonさんの歌声に、ぴったりのナンバーでした。

また、春に来てくれるとの事。
楽しみにしたいと思います。
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2009年09月23日

LUMIX G1 + G 20mm/F1.7 ASPH

澄み渡る秋の青空。皆様は連休を如何お過ごしでしょうか。
仕事のばたばたが一段落し、ここ数日は作品作りに集中しています。
そうそう、新しい小道具も手に入れました。
デジカメでありながら、持ち歩いてうれしいと思う、久しぶりのカメラです。

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ボディー自体は、すでに6月頃購入し、セットになっていたズームレンズで
撮り続けてはいましたが、首を長くして待っていた、f値が1.7と明るい、
単焦点標準レンズがようやく発売され、ご機嫌です。
やっぱりスナップ用カメラには単焦点。手に溶け込む形状と重量。
バランスが一番ですね。

これがデジカメの真骨頂ではないかと小生は思っています。
光学カメラの概念を払拭し、DIGITALならではのカメラ。
やっぱりねデジカメはフィルムカメラの代わりにはなれないと思うんですよ。
であれば、DIGITALを楽しもうではありませんか。

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2009年08月16日

blog存続の危機

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またまた久しぶりの更新となってしまいました。
とにかく自分の時間が作れません。
そもそもPCの前にじっくり座る時間が取れない状態です。
MACのキーボード配列を忘れるくらいですから。
今のところblogの閉鎖までは考えていませんが。。。更新は難しいかなと。
共同生活はやっぱり大変です。
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2009年06月29日

とりあえず元気です。

ginza08.jpg

ご心配している人はいないでしょうけれど、時々見てくれていた人は、
あきれてもう見に来てくれていないことと思います。

さて、かれこれ二ヶ月ぶりの更新になります。
住処が変わっただけでなく、今度は同居人がいますので、
なかなか自分の生活のペースが掴めません。
ただ、DIGITAL暗室にもやっとエアコンが完備されましたので、
少し更新する気になってきました。
ハービー山口WSのグループ展も来年2月頃に決まったこともあって、
本腰入れて作品制作に取りかからなければなりません。
ぼちぼちです。

話変わって、渡部さとるWS2Bの動画による紹介が、前編、後編の2つに分かれて
アップされています。それぞれ15分程度です。
前編では、私の参加できなかった24期のグループ展準備の様子も見ることができます。

今はやりの写真WS。参加してみたいけど、一歩踏み出せない方。
すべてのWSがこうではありませんが、雰囲気は掴めるのではないでしょうか。
WS2Bは、銀塩からDIGITALまで、写真を基礎からちゃんと勉強してみたいと
考えてる人には、最適なWSだと思います。

WS2B動画サイト 前編
http://www.polosonearth.com/VisitorContents/show/23

WS2B動画サイト 後編
http://www.polosonearth.com/VisitorContents/show/24

WS2B
http://blog.livedoor.jp/workshop2b/
現在29期を募集しています。まだ、若干空きがあるようです。
→7月6日現在締め切ったようです。
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2009年04月20日

Herbie's Photo

herbie03.jpg

今回新たに購入したハービー氏の作品である。
何と素敵な笑顔なのだろう。
何度見てもそう思う。
初めてあった方からでも、このような笑顔を引き出す、
ハービーさんの人間力に、ただただ感服するばかりである。

さて、来月始めに引っ越すことになった。
お袋がひとりぼっちになってしまったため、
同居することにした。
この部屋に住んでから2年半が経つが、
狭い狭いと思っていたこの部屋も、今となって安住の地。
日当たりも良く、目の前の市民農園も季節を楽しませてくれた。
心残りであるが、新しい生活の始まりである。
posted by omiya at 01:00| Comment(2) | 日記

2009年04月05日

写真活動再開

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身の回りの整理はまだまだ続きますが、そろそろ写真活動を
再開したいと思っています。
撮りたい病ウイルスも、私の中で徐々に動きだしているようです。
昨日は、フィルムスキャナーのオーバーホール依頼、
写真展、ハービーさんの作品購入と写真がらみのイベントで
都内を動き回っておりました。

私の使用しているフィルムスキャナー、COOLSCAN IV ED」は、
2001年発売のモデルで、もうかれこれ7〜8年は使っています。
Nikonフィルムスキャナーの開発終了の噂を聞き、35mm版最終モデルである
5000EDの購入も考えましたが、フィルム挿入部に防塵用シャッターが
無くなってしまっているため、購入には抵抗がありました。
10日間ほどで終了するとのこと。仕上がりが楽しみです。

アマチュアカメラマンや写真作家の中では、フィルムによる写真表現は
まだまだ支持されています。
フィルムをスキャンして、アウトプットはデジタルプリント。
フィルムの良さとデジタルの手軽さの恩恵を受けることができる、
最適な組み合わせだと考えます。
フィルムスキャナーの再開発を祈るばかりです。

久しぶりの写真展。
木下裕見子さんの「束の間の」を中央区入船にある「アートスペースモーター」
まで見に行ってきました。
彼女の写真との出会いは、フォトログ。
とてもとても静寂な日常の世界。実際にこんな生活が営めたら。
彼女の写真を見る度にそう思います。
現在はコマーシャルフォトグラファーとして活躍中の彼女であるが、
今後は写真作家として、さらに写真表現を深めたいとのこと。
きっといつかブレイクすると思っています。

もう一つのイベント。
ハービーさんの写真を再び購入しました。
ハービーさんお住まいのマンション1階にあるカフェで待ち合わせ。
都内では有名な花見の名所に近く、多くの花見客でどこも満席。
少し離れた、すてきな喫茶店で写真を受け取りました。
この写真は、一目惚れでは買わず、2回目の写真展で偶然再会し、
これは何かの縁と購入に至りました。

作家からの直売のため、全紙サイズのプリントにも関わらず、
破格で譲って頂きました。
何度見ても心清らかになるポートレイトです。
額装ができた折に、改めてご紹介したいと思います。

さて、今年は是非自身の写真展を開催しなければなりません。
こつこつ、撮りためることにします。
posted by omiya at 14:34| Comment(0) | 日記

2009年03月23日

2009年3月17日 午後7時25分

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2009年3月17日、午後7時25分。
うららかな春の日、父は旅立ちました。
最後の最後まで男らしく戦い抜き、そして静かにその戦いは終わりました。
約2年もの間、不治の病と戦い続け、緩和ケアを断固として拒否し、
亡くなる3日前には、最後の力を振り絞り「先生、治して下さい」と。

母校で死ねたことは、父にとってはとても良かったと思います。
若い医師や看護師へ多くの教訓を残し、またアメリカ型医療制度へ
一石を投じたのではないかと思います。
どうぞ安らかに眠り、天国でもまた立派な医師として
活躍して頂きたいと思います。
posted by omiya at 13:23| Comment(2) | 日記

2009年02月26日

そして

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WS2B24期グループ展は無事に終了しました。
最終日のパーティーに参加しましたが、写真作家の白岡順さんが顔を出してくれました。
また、田村彰英さんや横木良夫さんも来られたようです。
見ていて、やはり良いなぁと思うと同時に、公に人に写真を見せると言うことは
とてもエネルギーがいることなんだということが、じんわり伝わってきました。

さて、グループ展が終わり、また現実の生活に舞い戻っています。
そして彼は、依然戦っています。
荒波に立ち向かう、サーファーのように。
posted by omiya at 00:05| Comment(0) | 日記

2009年02月08日

WS2B24期グループ展

WS2B24G.jpg

以前から告知していた渡部さとる主催WS2B、第24期のグループ展ですが、
ご察しの通り、諸の事情により辞退することとなりました。
初めてのグループ展だっただけに、楽しみにしておりましたが、
さすがにこの状況では作品をとりまとめる時間がありません。
人様に見て頂く写真です。妥協した作品を出展するわけにはいきません。
またの次の機会にむけて、一から準備したいと思います。
おそらく秋口に計画されている、ハービー山口氏主催のWS、PHOTO&HOPE第1期
の方へは参加できると思いますので、そちらへ照準合わせたいと思います。

さて、2B24期のグループ展ですが下記の通り開催されます。
同期の作品はどれもレベルが高く、プロの写真作家に一目置かれている
方の作品も出展されます。
モノクロsilvergelatinプリントから、Cプリント、ダイレクトプリント、
またまた大判カラーインクジェットプリントまで、様々な仕上がりの作品を
見ることができます。
ショッピングの帰りにでも、足を止めて頂けたら、同期生として
うれしい限りです。
小生は21日(土)夕方から顔を出したいと思っています。





Workshop 2B Photo Exhibition vol.17 “View Points”
会場:Gallery LE DECO
東京都渋谷区渋谷3-16-3 ルデコビル
TEL:03‐5485‐5188


大きな地図で見る

会期:2/17(火)〜2/22(日)
時間:11:00〜19:00 (最終日は17:00まで)
※21日(土)は夕方より講評とパーティーがあります。



posted by omiya at 13:42| Comment(2) | 日記

2009年02月01日

山田太一

aoyama02_0811.jpg

私の記憶に残る山田太一脚本のドラマと言えば、70年代の
”岸辺のアルバム”、そして80年代の”ふぞろいの林檎たち”だ。
「・・・けど」を多用した言い切らない言葉尻。
質問しておきながら、相手の返事を待たずに、相手の気持ちを予測して
答えてしまう会話。
日本人の気質を細かく表現した、その独特な台詞の言い回しが印象に残る。
そんな山田太一脚本のドラマに、久しぶりにはまっている。

フジテレビ開局50周年記念ドラマの第2弾「ありふれた奇跡」である。
言い回しは相変わらず健在であり、聞く度にニヤッとしてしまうが、
今の俳優さんには、少々話しづらい台詞かもしれない。
その辺は、太一さんのドラマにたびたび出演している、ベテラン女優
八千草薫は見事に表現できている。

話は飛ぶが、岸辺のアルバムの主題歌であった、Janis IanのWill You Dance?
は個人的にとても好きな曲である。



22:07追記
資生堂エリクシールプリオールのCMでWill Yo Danceが使われています。
前田美波里さんのイメージにぴったりですね。


posted by omiya at 14:28| Comment(0) | 日記

2009年01月03日

あけましておめでとうございます

nmcross.jpg

1ヶ月以上空いてしまいましたね。
皆様あけましておめでとうございます。

年末に父親の様態が乱れ、業務の繁忙もあって更新が滞りました。
昨年は厄年、六世占術での大殺界(減退)と言うこともあってか、
良くないことが続きました。
私個人としては、持病の悪化もなく何とか難を逃れた1年でしたが、
身内に幾分不運が回ってしまっているようです。

今年は大殺界を抜け種子が始まります。厄も後厄を残すのみ。
幸運は気持ちの持ち方次第。
心機一転、2009年は新たに動き出す年です。

皆様にも幸せな1年となりますよう、お祈り申し上げます。
posted by omiya at 17:10| Comment(2) | 日記

2008年11月19日

「写真売りましょ。買いましょ展」その後

nogizaka06.jpg

今日になって、やっと出展作品を撤収してきた。
受付を訪れると作品とともに、「はい、宮沢さん。2500円」と。。。
どうやら1枚買ってくれた人がいたようだ。
私を知る人のお情けかもしれないが、売れないよりは
売れた方が、参加者として素直にうれしい。
この場を借りてお礼申し上げたい。

売れた作品は、ここの下の下「10月19日付」でアップしてあるもの。
前回のWSでハービーさんにもお褒め頂いたものである。
10作品にストーリーを持たせつつも、1点でも飾る事ができそうな
作品を選んだつもりであったが、やはり、写真を売るというのは
大変な事である。

良い作品とは何か。
売れる作品とはどのようなものか。

写真を撮り続ける者の永遠の課題である。

主催者である五味さんが今回のイベントについての講評を述べている。
これから写真を志す人にも大いに参考になるご指摘である。
posted by omiya at 22:02| Comment(0) | 日記

2008年11月15日

表裏の幸せ

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先週、殿村任香処女写真集『母恋 ハハ・ラブ』(赤々舎)刊行記念、
殿村任香×ハービー山口トークショウに参加してきた。

殿村任香とは、今回このトークショウでお会いするまで全く知らない
写真作家であった。
彼女の作品(写真)は、おそらく一般的には好まれるモノではない。
小生も彼女の作品の中には抵抗を感じるものもある。
が、しかし見たくないとは思わない。

それは、彼女も「素直に撮らなきゃならないものを撮っただけ」
と言っているとおり、写真本来の目的を果たしている作品だからである。
話はやや逸れるが、以前からカメラをアート作品の道具として作られた
写真にはどうしても陳腐さを感じ、良い印象も持つことができないでいる。
どう逆立ちしても、写真では手書きのスケッチや絵画には立ち向かえなと
考えているからである。
写真は、”写真”であるが故に、目を背けたくなるような現実も、
二度と見たくない瞬間も、一瞬にしてリアルに記録とすることができてしまう。

ハービーさんの写真は、誰もが感じる幸せの最高の瞬間を、
確実に捕らえた写真であり、殿村さんの写真は、
誰も持ち合わせる人間の裏の幸せを確実に捕らえた写真である。
この真逆な現実を捉える二人の写真作家の接点は何なのか、
とても興味があり、トークショウに参加したのだ。

トークショウ終了後、互いの作品に惹かれあう二人を見て、
とてもすがすがしい気持ちになった。
ぱっと見ると真逆な作品ではあるが、それは180度違うのではなく、
360度違う。すなわち表現方法が違うだけで、感じている幸せのベクトルは
同じであることに気がついたのである。
幸せの表裏の世界。

殿村さんにお目にかかり、彼女の話を聞いて、とても明るく
陰湿な感じがないことにびっくりした。
もし彼女が陰湿な感じを漂わせるような方であったとしたら、
彼女の作品は、おそらく不平不満だけを表現した写真であったろうし、
その作品からは幸せ感を感じることはできなかっただろうと想像できる。

彼女のこれからの活躍に期待したい。
posted by omiya at 14:26| Comment(0) | 日記

2008年10月19日

私事イベントの報告

chikura02.jpg

この週末はとても濃い時間を過ごすことが出来た。
土曜日夜は、久しぶりにJAZZライブハウスへ。
隣町の小さなライブハウス、停車場にあのnoonが来るとのこと。
すかさず予約を入れた。
彼女は、小さなライブハウスで演奏するような方ではないのでびっくりである。
そのライブハウス。HPを覗くとその前のスペシャルライブでは
イケメンJAZZギターリスト小沼ようすけも演奏していた。それもびっくりである。
どうやらnoonも彼の紹介でこの場所を選んだと、
彼女のマネージャーが話していた。
大きい会場だけでなく、これからはリスナーとのコミュニケーションを
重視して、小さなところでやっていきたいとのこと。
とてもすばらしい試みではないかと思っている。
小生も音楽、特にJAZZ やBossa novaは、アーチストの息吹が
聞こえる位の小さな空間での演奏するのが、本人も聴衆も
幸せにすると思っている。

演奏後には手持ちCDへのサインをしていただいた上に、
写真まで撮らせていただいた。
部屋の暗さと緊張でぶれていないか心配である。
うまく写っていれば、こればっかりは銀塩プリントしてみようかと考えている。

noonはJAZZのスタンダートを中心にポピュラーソングまで
幅広く歌いこなす若手女性シンガーだ。
今までも数多くのCMソングとして使われている。
とても癒される、すてきな歌声でJAZZ初心者にも
お勧めのアーティストである。

小沼ようすけも、若手ながら大変高い技術をもつギターリストである。
その容姿から、女性ファンも多い。
小生もかつてギターをいじっていた事もあり、ギターリストにはうるさいが、
彼の演奏を初めて聞いたときは正直腰の抜かした。
若いのに”侘び寂び”のある、魂の通った演奏をしてくれる。

どちらもこれからの季節お勧めのアーティストである。


そしてもう一つのイベント。
本日から私の敬愛する写真家、ハービー山口氏のWorkshopに通うことになった。
小生にとって、写真作家二人目のWorkshopである。
偶然にも開催を知り申し込んだが、案の定希望者多数で運良く抽選で選ばれた。
もしかしたらメールによる情熱的なラブコールが効いたのかもしれない。

今度のWorkshopでは、ダイレクトな写真の技術ではなく、
撮る人の人生を写し、またその写真を見る人を幸せな気持ちに
するポートレイトを撮るためのノウハウを、
そして写真作家としての人間力を高めるためになすべき事、
人間味の深いハービーさんから学んでみたいと思っている。
目に見えないモノを写せる写真家を目指して。。。
posted by omiya at 23:00| Comment(2) | 日記

2008年10月14日

芸術の秋、写真展の秋

osanbashi.jpg

先週、今週末と写真展巡りをしている。
芸術の秋。写真展の開催数が急に増えたような気がする。
先週はWS2Bの先輩、安達さんの個展で1枚購入。
今週は、hanaさん(hanaさんも2B卒業生です)の個展で1枚購入。
秋の空気が、私の心をそういうモードにさせているようです。
やはり秋は一番好きです。
静まりかえった夜には窓を開け、虫の声とともに好きなJAZZに耳を傾け、
プリントに勤しむ。。。
なんと、贅沢な時間なのでしょうか。

しかし、2Bからはほんとに多くの作家が育っています。
はたして小生も作家の仲間入りが出来るのか。
そんな小生の命運を分ける?イベントに参加することになりました。
「¥3000円で写真を売りましょ!買いましょ!展
著名な写真作家も参加する、とてもユニークなプロジェクトです。
西洋では当たり前でも、日本では「オリジナルプリントを買う」と言う文化が
定着していないところに目を付け、まずは手頃な、CDと同じ位の価格設定し、
「買う」とう行為の裾を広げてみようと言うものです。
写真に興味のある方。是非訪れてみて下さい。
小生は、以前千倉で撮影した作品、モノクロ5点、カラー5点を出展します。
ちなみに、3枚買っていただければ赤字は無くなりますので。。。

なお、この展示会では、その趣旨から壁面に展示されるのではなく、
ファイリングされた中から好きな写真を選び購入する様になっています。

「¥3000円で写真を売りましょ!買いましょ!展」
於:ギャラリーコスモス
目黒区下目黒3-1-22谷本ビル3階
JR目黒駅よりバスで2つ目「大鳥神社谷本歯科ビル前」下車
会期:10月21日〜11月2日

posted by omiya at 00:56| Comment(0) | 日記