2011年07月31日

sense

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この写真は、残念ながら私が撮ったものでは無い。
facebookで知り合った、写真を撮り初めて間もない方の作品である。

奥深く、不思議でマトリックスな光と影の世界。
驚くのは作風だけではない。
この作品は携帯のカメラで撮られたものなのである。
携帯のカメラでアート性の高い、この様なモノクロの作品を見るのは、
個人的には初めてである。

彼女は、モニター上では綺麗であっても、さすがにプリントクオリティーが
納得いくものにならないだろうと、しっかりしたデジタル一眼レフが
欲しいとのことだったが、携帯でこれだけの作品が作れるのだから、
このまま携帯写真作家ってのを目指すのも良いのではないかと、まじめに勧めた。

そしてオリジナルデータをお借りして、実際に仕上げてみることにした。
自分でも携帯カメラのデータででどこまで作り上げられるか、興味津々。
しかしプリントしてみてびっくり。
A4サイズまでなら十分使える。もう少し無理すればA3もいけるかもしれない。

作品をつくる上で、カメラなど何でも良いのだ。
要は自分が作品を作る上で、体の五感の一部となり得るものを使えば良いのだと。
そしてあとは卓越したセンス。
そんな事を実感した体験だった。
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2011年06月19日

身の振り方

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といっても、写真活動についての話し。
4月から白岡先生のカロタイプ講評講座に通い始めたのだが、
毎月1回、6月までに3回受講して、あと3回を残し受講をやめることにした。

この講座は、「作品の内容・プリントの完成度、セレクション・イメージの並べ方、
タイトル、作品発表のためのプレゼンテーションの追究が目標。他者の作品をみること、
自己の作品をみること、自己の作品について語ること、他者の作品について語ることで、
写真をみる眼、写真をつくる眼を培う。」とのうたい文句に惹かれ参加したのだが、
どうも様子が違うように感じた。
概ねこの方針でWSは進められるのだが、”白岡氏が良しとする写真”が前提に
なっているように感じる。
参加している人も、白岡氏や氏の作品に惹かれている写真作家志望の方が大多数なので、
参加している方の意見をも自ずと、氏と同じ方向性の意見に集約されてしまう。

小生は、氏や氏にあこがれる作家志望の作品がどのような経緯で生まれるのか、
また小生が良しとする作品が、どのように受け止められるのか、その点に興味があり
受講したのだが、それらについては理解できたものの、彼らが良しと思わない作品への
独善的な(少なくとも私にはそう感じた)講評が耐えられなかったのだ。

写真関連のWSは、写真関係者間だけで事が進み、彼らだけでの評価で善し悪しが
語られてしまうのがほとんどだが、日本で写真が今ひとつパッとしないのは
そこに原因があるのではないかと感じている。
マスの評価は全くあてにならんという考え。

しかし冷静に考えると、”写真”というものが、結局は生々しく、
綺麗に現実を写し撮れてしまうものなので、そこに深い芸術性を
付加しようとすると、どうしてもその様な理念になってしまうのかもしれない。

私は写真は美しくあるべきと考える。
そしてその美しさの中に作者の”思い”を埋め込めばいい。
意図して撮られた駐車場やゴミやフェンスの写真を”心の毒”といって見せられても、
私には不愉快に感じるだけである。
残念ながらおもしろさなんてみじんも感じない。
なぜならそれが”写真”でしかないから。


もっと自由に写真表現を学び活動できる環境を、もう一度構築しようと思う。

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2011年06月12日

幸せな写真

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世には様々な写真が存在する。
特にデジタルカメラが出現してからは、その”さまざま”の度合いは半端ではない。
きっとまだ見たこともない写真表現は、沢山あるんだろうと思う。
しかしどんなに色々な写真があったとしても、自分の好きな写真は決まっている。

見ていて幸せになれる写真。
穏やかにされる写真。
元気になる写真。

一方でそんな写真を「誰でも撮れる、つまらない写真」という、いわゆる”写真作家”もいる。
ひとひねり、ふたひねりして、一生懸命独自性を追求している。
”作家”としてギャラリストに評価されるには、今までにない表現をしなければならない。
確かにその世界で”勝ち抜く”ということは、そういう事なのだろう。
”大きな目標”と言えるのかもしれない。
しかし一方で、ギャラリストだったり評論家に評価されること、
すなわち”お墨付きをもらう”ことが大きな目標だというのは、
美術や芸術を嗜む人の目標としては、いささか侘びしい感じもする。

写真に限ったことではないが、モードすなわち皆がよいと思うものは必ず繰り返される。
それは、一般的に人が好むものは決まっていて、飽きることはあっても必ずまた
元の鞘に収まるということではないのか。

新しいもの、今までなかったものは飽きた末の一時凌ぎであって、
本質的な”良さ”ではないのではなかろうか。
「人と違う」というだけの”虚栄”ではなかろうか。

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2011年04月16日

写真表現

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千葉県に興味深い美術館ができた。
日本で最初の写実絵画専門美術館であるホキ美術館
現在開館記念特別展を開催しており、今度の連休に訪れてみようと思っている。
日建設計のDesignである建物も、併設されるレストラン「はなう」も興味深い。

さて、写実絵画とは読んで字の如く、写真のように表現された絵画。
ホキ美術館のWebサイトでは以下のようなくだりがある。

写実絵画界のリーダーである野田弘志氏は著書「リアリズム絵画入門」のなかで、
「写実絵画とは物がそこに在る(存在する)ということを描くことを通して
しっかり確かめようとすること。物が存在するということのすべてを二次元の
世界に描き切ろうという、一種無謀ともみえる絵画創造のあり方。
物がそこに在るということを見える通りに、触れる通りに、聞こえる通りに、
匂う通りに、味のする通りに描ききろうとする試み」と述べています。
写実絵画は写真のようだとよくいわれます。しかし、写真は一点から見た画面、
いわゆる単眼ですが、人間の眼は両眼なので、視差によって遠近を知覚します。
人間が見ている空間と写真が表現する空間とはおのずと違ってきます。
人間の目で見たままを描いているのが写実絵画といえます。

ここに収蔵されている作品は多くが日本人作家のものであるが、
どれも非常にレベルが高く、PCモニターで見るだけでは、
写真と見分けが付かない。

さて、次に示した作品は、どちらが写真で、どちらが絵画が
みなさんは区別が付くであろうか。
※各々のサイトから借用させて頂きました。

5_55.jpg


bajra.jpg


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2011年04月10日

Y/C lens mount a 5D

5D_D35f2.8.jpg


さて、相も変わらず久しぶりのblog更新。
案外評判が良いので、今再びマウントアダプター使用によるY/Cレンズのインプレッション。

先日コシナツアイス、ZEマウントの新レンズを入手した。
5月の連休に知り合いの結婚式があり、これは是非Planner85mmで撮りたい。
とのことで手に入れたレンズ、微妙なニュアンスだが、購入したのではなく手に入れた。
というのは、Y/Cレンズの古い資産を処分しそれを下取りに入手したというわけだ。

今更ながら、良いレンズは財産になる。
初期投資は大きくなるが、良いレンズを入手しておけばリセールバリューが高く、
今回のように、それを元にまた良いレンズを入手するのに、出費が少なくて済む。

実は今回、全てのY/Cレンズを下取りに出す予定で持ち込んだのだが、
店員の「ほんとに良いんですか〜」的な語り口調と視線に負けて、
最終的には以下の3点を下取りに出し、しめて12万。
Planar T*85/1.4
Distagon T*35/1.4
Makro Planar T*60/2.8c
これを軍資金に新しいPlanar T*85/1.4 ZEを手にれたというわけである。

しかし実は、下取りをためらったのは、店員の口調と視線だけではなく、
「マウントアダプター使えば95%の確率で問題なく使える」との言葉だった。
むろん、Canonの一眼レフを導入した理由が、このマウントアダプターを
利用したY/Cレンズの活用だったのだが、7D使用時に体験した、
AEの乱れとパープルフリンジがひどさ、またフルサイズのカメラで懸念される、
ミラーとの干渉があるとの情報にためらいで、使用しないでいた。
しかし、このたびのコンタックス専門店店員の言葉で、レンズによっては
何も問題ないことがわかり、晴れて手持ちのY/Cレンズ資産の再活用に
至ったというわけである。

今回処分したDistagonとM-Planarはマウントアダプター使用時に
障害が出る可能性が高いと言うことで、処分することに決めた。
非常に魅力的な描写をする名レンズであったが、諦めることにした。

現在手元に残るY/Cレンズは以下のものとなっている。
Distagon 28/2.8
Distagon 35/2.8
Tesser 45/2.8
Planar 50/1.4
Planar 50/1.7
Vario-Sonnar 80-200/4

所謂名レンズはほとんど手放してしまったが、いずれも重く大きなレンズで
普段使いには難がある。
一方手元に残った単焦点レンズは、どれもコンパクトな上名レンズに
負けず劣らず、個性的な描写をしてくれるので個人的には
お気に入りのものばかりである。
なによりうれしかったのは、デジ一用の軽量、高性能な広角系単焦点が
皆無である現状にて、D28とD35が使えるということ。
5Dはポートレイト撮影用に使用することを想定して、ZEレンズも
M-Planar 50/2.0
Planar 85/1.4
を揃えたが、D28,D35と共にお散歩写真で活用できそうである。

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posted by omiya at 16:47| Comment(0) | 日記

2011年02月11日

Be lost in thought.

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I speak it as I thought.
I speak faith.
I try for faithful Hospitality.
Even if they are not received in a moment, I am not daunted and do not doubt oneself.

The Japanese culture to make the place vague is not much preference.
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2011年01月30日

手嶌葵

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5D MarkU+Makro Planar。正月明けようやくまともに使用し、そして今日
本格的にRAW現像してみた。
5Dのカラー特性に慣れず、モノクロを作り上げるのは結構苦労した。
慣れだけの問題なら良いのだが、この点は断然LUMIXG1+20mmの方が楽である。
ところが一転カラーになるととても作りやすい。
これはレンズによるところが大きいのかもしれない。

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2011年01月23日

Haruko Nakamura

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中村ハルコさんの写真集が届いた。
東京都写真美術館で開催されている”日本の新進作家展vol.9 [かがやきの瞬間]”で
初めて彼女の作品を見て、一目惚れしてしまった。
カラー作品で強く惹かれたのは久しぶりである。
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2011年01月16日

Wedding Ceremony Photo Album

kamigamo.jpg

9月に執り行われた友人結婚式のフォトアルバムが本日ようやく仕上がった。
途中に資格試験2次試験の勉強もあり、ずいぶん待たせてしまった。
今回はアマナに注文するのはやめて、完全なお手製アルバムにした。
オンライン注文のフォトアルバム。確かに表紙や仕上げの体裁は良いのだが、
如何せんプリント用紙がよろしくない。

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posted by omiya at 23:26| Comment(0) | 日記

2011年01月07日

5DMarkU & Makro-Planar T* 2/50 ZE

heian_j.jpg


金閣寺の写真がいやなので、早々にblogアップ。

さて、正月休みの最後に初めてまともに5DMarkUを使用したので今回はそのインプレ。
7D時にEF35mmとY/C Distagon 35mmとの比較を行っているが、
その時とほぼ同じ傾向にある。
7Dも十分良い写りをしてくれたが、一番うれしかったのはパープルフリンジが強く出ないこと。
ただ一方で、太陽をまともに写し込むとゴーストが出やすい。
これはコジナ純正の貧弱なレンズフードによるものと思われる(はたしてレンズフードにまで
ツアイスが口を出しているのだろうか。。。)ので、サードパーティー製のしっかり
遮光できるものを探す必要がある。
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posted by omiya at 18:24| Comment(0) | 日記